$ 0 0 ↑刀(表銘)濃州関住兼長依桂民部大輔殿望作(裏銘)天正十三年三月吉日時代 安土桃山地代兼長は関七流の三阿弥流の刀鍛冶で、この刀は桂民部大輔広繁の注文により作刀したものである。注文主の桂民部大輔広繁は防州(山口県)毛利家の重臣で毛利元就の第九子で毛利秀包の守役として仕えたとされる。